- あらかじめマーキングしておいたポイントにキリのセンターを合わせて垂直に削孔を開始します。
- 設計の深さまで削孔が完了した事をキリの残尺で確認します。
- 削孔により排出した土に固化材を設計添加量分、散布します。
- 排土が完了した時点で、設計の深さまで削孔が出来ているか、水が湧き出ていないかを確認します。
- 杭底に固化材を10kg投入します。これは重要な杭の底の部分を、より強固にする為です。この10kg分の固化材は、設計添加量とは別に計算されています。
- 固化材を散布した混合土を一旦孔内に戻します。
- もう1度、削孔して混合土を地上に上げます。
- (7)の時点で混ぜむらが残っている時は、混ざる迄(6)(7)の工程を繰り返します。
- キリの逆転により自然にキリが持ち上がってくるのを確認しながら、締め固め上昇を行います。
- 特殊な締め固めハンマーで杭の頭を、基礎のベース底、もしくは栗石天端の高さに仕上げます。
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| 湿式柱状改良杭工法とは、粉体のセメント系固化材と水を、あらかじめプラントで攪拌してセメントミルクを作り、それをポンプで圧送し、ロッドの先から吐出させて、地中で土とスラリー状になるまで混合攪拌して杭を作ります。
湿式柱状改良杭の条件
- 使用材料:宇部三菱セメント(ユースタビラー10)、ベントナイト(ジャミング現象の時のみ)
- ジャミング現象とは粒度の悪い砂地盤の場合、攪拌機やロッドが締め付けられ、回転や昇降が不可能になる場合があります。
このような場合に添加剤として、ベントナイトを使用して粒度調整や粘性を高め施工出来るようにします。
- 添加量 :土砂1立方メートルに対し通常280kgの固化材を使用します。
- 混合比 :水100%・固化材80%から水80%・固化材100%
- 杭の直径:400mm.500mm.600mmの3種類
- 最大杭長:12mまで
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- 1、セメントミルクが外にあふれない様、あらかじめセメントミルクの体積分だけの土を掘削して取り除いておきます。
- 2、設計の深さまでロッドの先を掘削します。
- 3、逆転上昇しながらロッドの先からセメントミルクを吐出します。
- 4、セメントミルクが土と、色むらが無くなるまで混合攪拌の為に、正転下降、逆転上昇を繰り返します。
- 5、杭の天端を、基礎のベース底、もしくは栗石天端の高さに仕上げます。
- 砂質土の場合、セメントミルクの水分が、まわりの砂に吸い込まれて後で杭の天端が下がる事が有るので、数時間後もう1度杭の天端の高さをチェックする必要が有ります。
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湿式柱状改良杭の長所
- 支持層が無くても、摩擦杭として支持力の計算ができますので、ほとんどの地盤に対応が出来ます。
- 乾式柱状改良杭で施工出来ない地下水位がある時でも、水が流動していない限り、施工が可能です。
- 水が流動していると、改良柱体が固まるまでに水圧によって杭が削られてしまうからです。
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湿式柱状改良杭の短所
- 施工機械が大きい為、4tトラックが進入出来る道路と、基礎が出来る場所とは別に機械類をセット出来るスペースが必要です。
- 他の基礎補強杭に比べて、施工単価が少し、高くなります。
- 施工時に水道が必要です。水が確保出来ない時は、給水車のリース代が、別途かかります。
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